虫に刺されて競技中止!?|アブ・ブヨ・蚊…夏ランナーの“天敵”対策【体験記】

🧪研究ゼミ

第2/5回🐝虫に刺されて競技中止!?|アブ・ブヨ・蚊…夏ランナーの“天敵”対策【体験記】

🏃‍♂️はじめに|走り出して10分、まさかの「痛っ!」

先日、ランニング中に右足首をアブに咬まれた私は、その痛みと腫れに驚きました。
軽い虫刺されだと思っていたのに、翌日には足がむくんで靴も履けず、数日間は走るどころではなくなってしまったのです。

自然の中を駆ける気持ちよさと裏腹に、夏のスポーツには“虫”という見えない敵がいることを、私はこの経験から学びました。

今回はそんな「虫刺され・咬まれトラブル」について、自分の実体験とともに、

  • 🦟 どんな虫に注意すべきか
  • 🛠 刺された・咬まれたときの正しい処置
  • 🧢 刺されないための予防策

をわかりやすくまとめます。

🐜なぜ夏は虫に刺されやすいのか?

🔥虫の活動が活発になるのは“人間の活動時間”と重なる

夏は気温・湿度ともに高くなり、虫にとっても活動しやすい季節です。特に朝や夕方の涼しい時間帯は、私たちが運動したくなる時間と重なり、刺されるリスクが高まります。

💦汗・呼気・体温…運動中の“あなた”は虫の的

  • 汗や乳酸のにおいは、蚊やブヨを引き寄せます
  • 二酸化炭素(呼気)にも虫は敏感
  • 暗い服肌の露出も寄ってくる原因に

つまり、夏のスポーツ中は虫にとって絶好のターゲットなのです。

🧷主な虫たちの特徴と症状

▲ 虫の種類ごとの症状と危険度まとめ。アブ・ブヨは特に注意!

🦶私のケース:アブに咬まれたらこうなった

  • 場所:日陰のある公園、草地の近く
  • 状況:走り出して10分後、足首に強烈な痛み
  • 処置:すぐに流水で洗い、冷却、虫刺され薬を塗布
  • 経過:翌日に熱と腫れが拡大 → 皮膚科を受診
▲ 左右の足首を比較。右足が大きく腫れ、くびれが消失している。

📑病院で処方された薬

▲ 受診時に処方された飲み薬と塗り薬。症状が強いときは医療の力を借りよう。

🆘刺された・咬まれたときの応急処置ガイド

🧼 Step1|まずは「洗う」

→ 流水と石けんでしっかり洗い、毒素や唾液を除去します。

❄ Step2|「冷やす」

→ 保冷剤や水で患部を冷却。腫れと炎症を抑えます。

💊 Step3|「薬を塗る」

→ 市販の抗ヒスタミン系またはステロイド入り軟膏を使用

(例:ムヒアルファEX、フルコートfなど)

🩺 Step4|経過観察

  • 赤い線が伸びる
  • 痛みや腫れが悪化
  • 発熱や倦怠感がある

これらは蜂窩織炎やアレルギー反応の兆候の可能性。
皮膚科受診をおすすめします。

▲ 虫に咬まれたときの応急処置4ステップ。洗って、冷やして、薬を塗って、経過観察。

💨走行中にも刺される!? 動作中の“咬まれ防止策”

私自身、走っている最中にアブに咬まれました。「動いていれば大丈夫」というのは過信でした。
特にスピードが落ちた瞬間登り坂、信号待ちなどでは、虫は容赦なく近づいてきます。

▲ ランニング中の危険ゾーン。後方・足元から虫が狙ってくる!

🛡予防の基本は「寄せない」「刺されない」

  • 虫除けスプレー(ディート or イカリジン)を肌の露出部にしっかり噴霧
  • 長袖・ロングタイツで露出を減らす(特に足首や首元)
  • 明るい色のウェアを選ぶ(黒・紺は虫が寄りやすい)
  • 朝夕の時間帯水辺・草むらは避ける

📝まとめ|虫刺されひとつでトレーニングは崩れる

夏のスポーツは、自然との距離が近くなるからこそ、虫刺されは“パフォーマンスリスク”になります。

  • 痛みで走れない
  • 靴が履けない
  • かゆくて眠れない

その1回の「油断」が、数日間のパフォーマンスを奪うこともあるのです。

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執筆:だーわー(からだのカレッジ「研究ゼミ」)
運動と体を“対話”するように扱うことを大切にし、日々の気づきを発信中。


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